音楽監督 武藤英明氏によるレッスン(第2回定期演奏会前)

 

Philharmonic Orchestra NAGASAKI  フィルハーモニックオーケストラ・長崎

 

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プロフィール

 ようこそ! フィルハーモニックオーケストラ・長崎です

 

  「音楽の素晴らしさを聴衆・団員で分ちあおう」を合い言葉に、学生、主婦、公務員、教師、会社員など12人の音楽愛好家が集い、アンサンブルの重視、既成概念にとらわれない演奏会スタイルと選曲、音楽を通しての平和のメッセージ発信を楽団の3本柱として、2006年6月フィルハーモニックオーケストラ・長崎は、長崎で第2番目の市民オケとして産声をあげました。楽団創設の中心となった小山大作は、桐朋学園大学に学び、小澤征爾率いるサイトウキネン・オーケストラでファゴット奏者数々のステージに出演した経験を持ち、既成のオーケストラとは一味違うサウンドを創ろうと、団長兼トレーナーとしてこのオーケストラの指導にあたってきました。

 

 楽団員は、長崎市内はもとより、時津・長与・諫早・島原・大村・佐世保・五島など県内各地・さらに佐賀・福岡から集まり、毎月2、3回の練習を重ねてきました。団員数が少ないこと、遠隔地の団員が多く練習効率が悪いことなど悩みもありますが、経験ある指導者の直接の指導という中味の濃い練習ができたことが強みでした。

 

 06年11月、とぎつカナリーホールにてデビューコンサート(ブラームス交響曲第1番ハ短調など)を開催し、斬新な選曲、演奏スタイルで長崎の楽壇にセンセーショナルなデビューを果たしました。 07年5月には、同ホールにて第1回定期演奏会(ドヴォルザーク交響曲第9番「新世界より」ほか)を開催し、オーケストラとしての定期的な活動を開始しました。

 

 楽団のさらなる音楽的向上を期して、音楽監督にチェコ・プラハ管弦楽団常任指揮者の武藤英明氏を迎え、07年9月から指導していただいています。ゲスト・コンサートマスターにOMURA室内合奏団の長嶋拓生氏を迎え、さらに質の高い練習に取り組みました。08年1月14日の第2回定期演奏会では、武藤氏の指揮により、ストラヴィンスキー「火の鳥」組曲、ショスタコーヴィチ交響曲第5番の難曲に挑戦しました。

 

 08年5月の第3回定期演奏会では、「神童vs楽聖」のテーマでぐっとオーソドックスに古典派の名曲、モーツァルト交響曲第40番、ベートーヴェン「英雄」交響曲などを演奏。熱気溢れる堂々たる演奏で多数のお客様にご満足いただけたようです。また、アンコールに諫早在住の作曲家酒井健吉氏より提供を受けた「ハイカラ舞曲第1番」を演奏、好評でした。また、この第3回定期演奏会からは、中原大幾氏をゲスト・コンサートマスターに迎えて、さらに緻密なアンサンブルに心がけています。
 08年6月には、初めての試みとして、団員による室内楽や小品の演奏会「みちのおホール"見に来ん"」を開催。同年11月には県美術館ホールにて、7つの異なる編成・作曲家による室内楽作品を取り上げた「ちゃんぽんマチネー」を開催、満員となりました。

 

 09年2月の第4回定期演奏会からは、2010年のチャイコフスキー生誕170年にあわせ、第4回・第5回・第6回の定期演奏会で、それぞれ交響曲第4番ヘ短調、第5番ホ短調、第6番ロ短調《悲愴》をメイン曲に取り上げるチャイコフスキー3大交響曲連続演奏会を企画。第1弾となる第4回定期演奏会では、チャイコフスキーの交響曲第4番ヘ短調をメインに、原爆をテーマにした酒井健吉の新作、『祈る女』〜アルトとオーケストラの為の〜 第一章 八月のエレジアを、かのうよしこのアルト独唱で初演、また、諫早市在住の大野陽子のピアノで、当団としては初めてとなるコンチェルト、モーツァルトのピアノ協奏曲第23番イ長調を演奏しました。

 

 09年6月には、2回目となる「ちゃんぽん」 '09初夏の ちゃんぽんソアレー in メルカつきまちを開催。バッハから現代の作曲家まで、編成も弦や管楽器の合奏だけでなく、テューバのソロ、ピアニカのコンチェルトに手拍子だけの音楽と、実に「変幻自在」を絵に描いたような小音楽会となりました。餅が撒かれるというサプライズもあり、常識を覆す演奏会としてお楽しみいただけたようです。

 

 09年10月には、第5回定期演奏会を開催。日本を代表するヴァイオリニストの一人、日本フィルハーモニー交響楽団ソロ・コンサートマスターの木野雅之氏をソリストおよびゲストコンサートマスターに迎えてのオール・チャイコフスキー・プログラム。 木野氏の超絶技巧に、聴衆も楽団員もただただビックリ。木野氏のリードでオーケストラも最高の演奏をすることができ、会場は感動の嵐となりました。

 

 10年3月には、チャイコフスキー3大交響曲連続演奏会の締めくくりとなる第6回定期演奏会を開催。長崎市在住のピアニスト林田賢氏をソリストに迎えてのチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番と、チャイコフスキーの最高傑作交響曲《悲愴》という組合せ。難曲中の難曲だけに、予期せぬことも起こりましたが、お客様の評判は上々でした。

 

 10年6月、3回目となる「ちゃんぽん」コンサートは、「'10初夏の ちゃんぽんマチネー in 道ノ尾病院アトリウム」と題して、初めてコンサート専用の会場を飛び出して、病院のロビーでの演奏会となりました。ヴァイオリンの田口薫・中原大幾両氏をゲストに迎え、ちゃんぽんの名前の通り、バッハから現代作曲家まで、Jazzも唱歌もありという、風変わりなコンサートでしたが、約2時間、満員のお客様にはお腹いっぱい楽しんでいただけたようです。

 

 10年9月には、ドイツ3大B(バッハ、ベートーヴェン、ブラームス)を特集した渋いプログラムの第7回定期演奏会を開催。佐世保市、長崎市をそれぞれ中心に活躍されているヴァイオリニストの前田純美加さん、中原大幾さんを、ソリストに招いて、バッハの「2つのヴァイオリンのための協奏曲」を当時のスタイルよろしく、指揮者無しの弦楽合奏で演奏しました。演奏会冒頭のベートーヴェンの「レオノーレ」序曲第3番から、いきなりテンションの高い演奏となり、最後のブラームスの難解な交響曲第4番ホ短調まで集中力の途切れない良い演奏となりました。ただ、これまでになく、来場されたお客様の数が少なく、今後の課題となりました。

 

 11年1月、PON初めてとなるニューイヤーコンサートを、第8回定期演奏会として開催しました。ところにより雪道による交通規制が行われるような悪天候でしたが、「ウィーンふぅ ニューイヤーコンサート」と銘打った演奏会は、定番のヨハン・シュトラウス喜歌劇「こうもり」序曲を側きりに予定どおり開演。長崎を中心に活躍中のクラリネット奏者山田芳美さんをソリストに迎えたモーツァルトのクラリネット協奏曲は絶品でした。後半は、初笑い迷曲として、ベートーヴェンのレオノーレ序曲やハイドンの「びっくりシンフォニー」のパロディがあったり、これまたニューイヤーコンサートでは定番のシュトラウスのワルツやポルカが続いたりと、楽しい演奏会となりました。

 

 11年7月の第9回定期演奏会は、3年ぶりとなる神童モーツァルトと楽聖ベートーヴェンの対決「神童vs楽聖2」。モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲で劇的に始まり、ジュピターとベートーヴェン第7番の聴き比べという、まるでメインが2つあるような贅沢な演奏会。のだめカンタービレでファンならずともご存知の「ベト7」、お客様のアンケートでこれまでで最高得点の満足度を記録する名演となりました。

 

 11年11月には4杯目となる「ちゃんぽんマチネー」。モーツァルト、ベートーヴェンからプーランク、果ては葉加瀬太郎まで。餅が撒かれたり、ちゃんぽんの当たる抽選会があったりと、目が白黒なるようなアッと言う間の2時間でした。

 

 12年3月、第10回記念定期演奏会は、デビューコンサートを飾った「ブラ1」を超えるべく、ゲスト・コンサートマスターおよびソリストとして木野雅之(Vn)を招き、アンコールまで全てオールブラームスのプログラム。ブラームスのヴァイオリン協奏曲と交響曲第1番が、お客様へのアンケートで第9回で打ち立てたばかりの満足度最高点を、あっさり抜いて、第1位と第2位に輝く名演奏となりました。

 

 12年9月、第11回定期演奏会は、初心に帰り、弦楽器のみのアンサンブル、管楽器を主体としたアンサンブル、フル・オーケストラでの演奏という構成で、チャイコフスキー、酒井健吉、ベートーヴェンと、時代も国も異なる3人の作曲家の作品を集め「3つの愛を奏でる」演奏会としました。冒頭からサイトウキネンオケを彷彿とさせる迫力ある弦のぶ厚いハーモニーで始まり、酒井健吉の協奏曲では田口薫の伸びやかなソロが「ヤイカテカラ」の世界観を表現し、メインでは「運命」と通称される交響曲第5番がフランス革命思想に共感したベートーヴェンの博愛をオーケストラが謳いあげました。

 

 13年4月、第12回定期演奏会は、「ウィーン1791〜1877」と題し、初めて長崎市民会館文化ホールで開催しました。1791年のモーツァルトの歌劇「魔笛」初演から、1877年のブラームスの交響曲第2番の初演まで、ウィーンで活躍した、モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスの3作品を取り上げました。ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番(皇帝)は当時のスタイルよろしく、指揮者を置かずにピアニスト林田賢さんの弾き振りでの演奏。よどまず前進していく気迫の好演となりました。

 

 13年11月、2年ぶりの「ちゃんぽんマチネー」は、音の良い、雰囲気の良い、病院のアトリウムで。ちゃんんぽんも5杯目になりました。今回の目玉は、ボーカロイドと管弦楽の共演。雅楽のような響きがあるかと思えば、12音技法の曲があり、春祭並みの変拍子有り、終曲は5拍子のスウィングと、演奏者もお客様も目を丸くしたに違いありません。会場はほぼ満員となりました。

 

 14年1月、3年ぶり2回目となるニューイヤーコンサートを、第13回定期演奏会として開催しました。「ウィーンふぅ ニューイヤー・コンサート 2」と銘打った演奏会は、ウィーンゆかりの作曲家の作品を演奏・第1部は、ベートーヴェンの「フィデリオ」序曲と、第41回長崎県新人演奏会準グランプリ受賞の芹田碧さんをソリストに迎えてモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番。若々しい情熱的な演奏が印象的でした。第2部は、ソプラノの村岡恵理子さんをソリストに、ヨハン・シュトラウスのワルツ「春の声」ほかを演奏。美声とドレスが新春にふさわしい華やかさをもたらしてくれました。ほかに、ニューイヤーコンサートでは定番のシュトラウスのワルツやポルカが続き、楽しい演奏会となりました。

 

 14年9月、第14回定期は「中・東欧の秋」のテーマで、ルーマニア民族舞曲、トランペット協奏曲(フンメル)、ドヴォルザーク交響曲第8番。協奏曲は長崎市出身の白水大介氏(関西フィルハーモニー管弦楽団首席奏者)を迎えて、原調のホ長調で演奏。輝かしい音色でトランペットの魅力が際立つ名演となりました。

 

 15年6月、第15回定期は、「ヴァイオリン・夢紀行」をテーマに、ヴァイオリンが活躍する名曲を揃えました。4人のソリストが活躍するヴィヴァルディの「調和の霊感」第10番に続き、木野雅之氏のソロが冴えた「序奏とロンド/カプリチオーソ」、「カルメン幻想曲」。メインは大曲「シェヘラザード」で、コンサートマスターのソロも聴きどころの一つでした。久しぶりのとぎつカナリーホールでしたが、迫力ある好演だったと思います。

 

 16年3月、第16回定期は 「神童vs楽聖3」 3回目となる神童モーツァルトと楽聖ベートーヴェンの対戦。今回はどちらに軍配が上がるのでしょうか? vヴァイオリンに松本さくら氏(平成27年度長崎県新人演奏会・準グランプリ受賞)、ヴィオラに長嶋拓生氏を迎えて、モーツァルトの協奏交響曲変ホ長調は、二人の息がピタリと合った素晴らしい演奏でした。メイン曲はベートーヴェンの「田園」です。名曲だけに、高い演奏水準が要求されますが、冒頭から終了までテンションを維持した引き締まった名演奏になったようです。2,3人の方から同時にブラボー!!の歓声が上がりました。

 

 16年12月、PON創立10周年の演奏会「題名のある音楽会〜映画の中のクラシック」は、熊本地震復興支援コンサートとして開催しました。これまでPONの演奏会に出演されたソリストの中から、4人の方に友情出演していただき、豪華なプログラムとなりました。古今東西の映画からクラシック音楽が印象的に使われているものを選んで、前半はバロックとドイツ・オーストリア系のものを、後半は、ロシアもの、イタリア・オペラ、そしてフランスものという構成にしました。お客様と出演者からの募金により、12万円超を集めることができ、熊本県、熊本市に半額ずつ寄付いたしました。ご協力ありがとうございました。

 

 17年9月、創立11年目となり新境地を開拓しようと、情熱のスペインものを取り上げた第17回定期演奏会「情熱・響・スペイン」。桐朋学園大在学中の新進気鋭のヴァイオリニスト、柴田恵奈氏による「スペイン交響曲」の情熱的な演奏、デビュー45年を迎える日本を代表するギタリストの一人、山口修氏による「アランフェス協奏曲」の見事な響き、リムスキー=コルサコフの「スペイン奇想曲」など、「スペイン」を堪能できる演奏会となりました。終演後のお客様アンケートで、「たいへん満足」と「満足」の合計が 98%という驚異的な数字を記録しました! 指揮者小山大作の鬼気迫る演奏。それもそのはずで、演奏会の2ヶ月前に進行癌とわかり、抗がん剤を打ちながら病をおしての「最期の」ステージだったのです。

 同年11月、誠に悲しいことですが、当団の創立より11年の長きに亘って、団長として、また指揮者としてPONを育ててきた小山大作先生は帰らぬ人となりました。

 

 18年3月、「小山大作先生を偲ぶ会」が催され、氏の恩師や同輩・後輩、音楽仲間より暖かい送る言葉が寄せられました。この会を通して、改めて小山氏の音楽人としての素晴らしさを再認識いたしましたフィルハーモニックオーケストラ・長崎は、小山氏の遺志を継いでこれからも長崎のクラシック音楽シーンに新風を吹かせ続けることを誓いました。

 

これからの予定:

 

   「小山大作先生追悼演奏会」 第18回定期

   2018年6月24日(日)  とぎつカナリーホール 大ホール

  小山氏の桐朋学園大時代の親友である、指揮者 末廣 誠氏の棒により、第18回定期演奏会として既に選曲していた、ベートーヴェンの「英雄」とブラームスの3番を中心に追悼演奏会を開催します。

  当団に新曲を提供するなど小山氏と親交の深い作曲家 酒井健吉氏は、「レクイエムではなく氏を称える」として「オーボエと管絃楽による協奏的頌歌」を作曲されましたので、これも初演いたします。

 

 今後とも、知られざる名曲や演奏機会の少ない難曲、他のジャンルの音楽家とのコラボレーションなど、これまでクラシックにはあまり馴染みのなかった方にも、クラシック通の方にも、楽しんでもらえるような、まさに「変幻自在、なんでもあり」のオケとして活躍したいと思います。

 今後とも末永く皆様の暖かいご声援・お力添えを賜りますようお願い申し上げます。

 

 

音楽監督 武藤 英明 MUTOH Hideaki

Muto Hideaki 

桐朋学園大学卒業。同学園で斉藤秀雄に指揮を学ぶ。

1976年研究科修了後チェコのプラハへ渡り、ズデニェク・コシュラー(チェコ・フィル常任指揮者、プラハ国立歌劇場音楽監督)に師事する。

1977年、国際バルトーク・セミナーに参加し、最優秀指揮者に輝く。

以来、チェコ及びスロヴァキアを中心に活動を繰り広げ、プラハ交響楽団FOK、スロヴァキア・フィルハーモニー、プラハ放送交響楽団、ブラチスラヴァ放送交響楽団他、多数の定期公演や演奏旅行などで指揮をし、国際的な音楽祭にも参加している。

 

1986年プラハ放送交響楽団客演常任指揮者に就任、その年の秋、同交響楽団の日本公演を指揮し、サントリーホール・オープニングシリーズで鮮烈な日本デビューを飾った。

更に、1992年、1994年とまた同オーケストラとの日本公演は成功を続ける。

1987年、1999年とスロヴァキア・フィルハーモニーの日本公演を指揮、このオーケストラとも成功を収める。

1990年春、スロヴァキア・フィルハーモニー定期公演の後、同フィルハーモニーとオーストリアへ演奏旅行、更にその年春、世界的音楽祭“プラハの春”への出演を果たし、その評価を確立した。

日本国内でも日本フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団、広島交響楽団、九州交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団等々とも共演し好評を得ている。

活動範囲も日本を始め、チェコやスロヴァキアだけではなく、ドイツ、イタリア、スイス、ベルギー、オーストリア、ギリシァ等にも及んでいる。

1994年以後、チェコ交響楽団、ならびにプラハ合唱団とドイツ各都市を演奏旅行で回り、ベートーヴェン「第九」交響曲ならびにオルフ「カルミナ・ブラーナ」を指揮し、厳しいドイツの聴衆からも高い評価を受ける。

1995年には更に、ドイツの名門、フランクフルト放送交響楽団を指揮し、ここでも大きな成功を収めた。

1995年12月ニューヨーク・カーネギーホール「第九」公演では、ニューヨークの市民に深い感銘を与えた。

2004年、チェコ共和国EU加盟の記念の年、国際音楽祭"プラハの春"へ出演。

 

現在、チェコ・プラハ管弦楽団常任指揮者。

フィルハーモニックオーケストラ・長崎音楽監督、兼後援会発起人代表。

著書に『スメタナ弦楽四重奏団が語る クァルテットのすべて』(音楽之友社)がある。  

(2008.1) 

 

団長(〜2017.11) 小山大作 KOYAMA Daisaku

Koyama Daisaku 

長崎県長崎市在住。長崎市出身。県立南高等学校卒業。

桐朋学園大学でファゴットを中川良平(サンフランシスコ響)、室内楽・オーケストラスタディを中川良平、カール・ライスター(ベルリン・フィル)両氏に師事。また、シャーマン・ウォルト(ボストン響)、レオナルド・シャロー(NBC響)両氏のレッスンを受ける。指揮を高階正光氏に師事。

 

85年西日本新人演奏会出演、86年マーフィー木管五重奏団メンバー、88年長崎県新人演奏会に出演。89年からは小澤征爾率いるサイトウキネン・オーケストラのメンバーとして、2回のザルツブルグ音楽祭、カーネギーホール公演など、世界各地での演奏旅行に参加。絶賛を浴びる。91年、國學院大學管弦楽団定期演奏会にて渡邊一正の指揮でウェーバーのファゴット協奏曲ヘ長調を共演。94年「バンド・ピープル」誌に「ファゴット レッスン」を1年間連載。96年にはソロ・リサイタルを開く。

 

97年、中川良平指揮「東京バッハバンド」でバリトンサックス奏者としてもデビュー、97・99年のライブCDは〈パイパーズ〉から発売されている。05年3月、長崎出島音楽祭で吹奏楽指導者のディプロマを修得。05年〜09年、OMURA室内合奏団ファゴット奏者。

 

一方、94-96年若木ヶ丘フィルハーモニー管弦楽団、02-03年立正大学管弦楽団の指揮者として活動。
2006年6月のフィルハーモニックオーケストラ・長崎の設立に関わり、同年11月、同オーケストラのデビューコンサートにて、ブラームス交響曲第1番ハ短調などを指揮し万雷の拍手を浴びた。2007年
以降、同オーケストラの第1回・第3回〜第15回定期演奏会、長崎大学管弦楽団サマーコンサート2009などを指揮する。現在、フィルハーモニックオーケストラ・長崎団長。演奏の傍ら後進の指導に当たっている。長崎県新人演奏会第34、35、42、43回の審査委員を務める。  

(2015.11)

17年7月、末期の膵臓がんが見つかり、8月下旬には抗がん剤を打ちながらの練習、そして9月、最後の演奏会となりました。亡くなる4日前にも次回の演奏会に向けて練習の指揮を執られ、文字通り最後の最後まで理想の音楽を伝えることに邁進されました。その姿は、小澤征爾の師である桐朋学園大の創設者の一人、齋藤秀雄先生の最後の演奏と重なるものがあります。2017年11月15日没。享年59歳。(2017.11)

 

ゲスト コンサートマスター(第5回・第10回・第15回)  木野 雅之 KINO Masayuki 

KinoMasayuki

写真提供

明石一矢

桐朋学園を経て、ロンドンのギルドホール音楽院に学び、名匠ニーマン教授に師事する。音楽院卒業後も、ナタン・ミルシュタイン、ルッジェー口・リッチ、イヴリー・ギトリス等3人の巨匠に師事、研鑽を積んだ。1983年、イタリアのロドルフォ・リピツァー、84年、ロンドンで開催されたカール・フレッシュ、88年ベルリンのルッジェーロ・リッチ、90年、アメリカのパームビーチ等の国際ヴァイオリン・コンクールに優勝。85年パリでのメニューヒン国際コンクールで、サロン音楽特別賞を受賞、87年には『ロイヤルオーケストラ協会シルバーメタル』(英国)を授与されロンドン記念演奏会を行った。

 

英国と日本を拠点にコンサート活動を行っており、ロイヤル・フィル、ベルリン響、ポーランド国立放送響、モスクワ放送響など数多くのオーケストラと共演を重ねている。また、サンレモ、オールドバラ、別府アルゲリッチ等国際音楽祭への参加も多く、RTSI(スイス)のテレビ・ラジオに出演するなど海外での活躍もさかんである。01年には、コンサート「パガニーニの魅力」を開き、テレビ朝日ブロードバンド・ライブサイトにて放映された。03年7月にはフランス・カシス音楽祭にてギトリス、リッチ、アルゲリッチと共演。オクタヴィア、SMC他より多数のCDが発売されており、いずれも高い評価を得ている。

 

名古屋フィルのコンマスを経て、93年4月より日本フィルのコンマスに、02年7月よりソロ・コンサートマスターに就任、現在に至る。13年より東京音楽大学教授に就任。世界各地にてマスター・クラスを開催する他、桐朋学園大学、武蔵野音楽大学にても後進の指導にあたっている。また、球磨川音楽祭、豊岡こうのとり音楽祭、スコットランドDG地球救援音楽祭の音楽監督を務める。使用楽器は恩師リッチから譲り受けた1776年製ロレンツォ・ストリオーニ。                             

                                           (2015.2)   

 

公式ホームページ http://masakino.com/

 

ゲスト コンサートマスター(第3回・第4回・第6回・第7回・第8回・第9回・第11回・第13回・第14回・第16回・10周年)

 

  中原 大幾 NAKAHARA Motoki 

NakaharaMotoki 

鹿児島市出身。長崎大学教育学部音楽科卒業。同大学院修了。長崎大学院在学中、文部科学省海外短期派遣留学生として、韓国国立慶北大学校芸術大学音楽学部へ留学。同大学院へ進学し、音楽学修士課程修了。2000年、02年に韓国大邱市、03年鹿児島市、03、09、11、13、14年に長崎市にてリサイタルを開催。

第44回南日本音楽コンクール優秀賞、第33、34、35回入選。

 

アクロス福岡、アルカス佐世保のヴァイオリンセミナー、第1、2回球磨川音楽祭「木野祭」に参加。

 

ヴァイオリン、室内楽を岩下ゆり子、故 川瀬洋、影山誠司、山下典道、Yoon, Soon-young、木野雅之の各氏に師事。

 

フィルハーモニックオーケストラ・長崎の第3、4、6、8、9、11、13、14回定期演奏会にてゲストコンサートマスターをつとめる。また同オーケストラの第7回定期演奏会では、J.S.バッハの2つのヴァイオリンのための協奏曲のソリストを務めた。第5回長崎大学OB管弦楽団演奏会のゲストコンサートマスターもつとめる。

 

OMURA室内合奏団団員。(財)SASEBO音楽家振興協会会員。長崎県音楽連盟会員。

 

(2015.2) 

ゲスト コンサートマスター(第12回)  松本 亜土 MATSUMOTO Ado 

Matsumoto Ado 

1968年に米国ニュージャージー州プリンストンで生まれる。5歳の時、カナダのヴァンクーヴァーにて、鈴木メソッドによる音楽学校に通い始める。9歳の時、ヴァンクーヴァー交響楽団のコンサートマスターである長井 明氏、また、ヴァイオリン奏者であり学者でもあるリズ・エルソン氏の指導を受ける。14歳の時、カナダのキワニス音楽コンクールに参加し、クライスラー部門で第1位を獲得する。同年夏、カナダのカナディアン・ミュージック・コンペティションで、14歳以下のクラスに参加し第2位を獲得する。1983年に一時日本に帰国し、桐朋学園に外国人特別留学生として在籍し、鷲見健彰氏、故数住岸子氏に師事する。1991年にカナダに戻り、ブリティッシュコロンビア州弦楽コンクールで第1位を獲得する。同年、カナダのトロントにて、ロイヤル・コンサーヴァトリ・オブ・ミュージックのOTP(Orchestra Training Program)で学ぶかたわら、デイヴィド・ゼイファー氏に師事する。在学中に、カナダの代表として、スイスで行われたメニューヒン国際音楽祭に参加し、マスター・クラスでレッスンを受ける。1995年から1999年まで、東京交響楽団の第一ヴァイオリン奏者として活躍する。 

 

現在、フリーの奏者として、広島交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、シアターオーケストラトーキョー(くまかわバレエ楽団)、大阪オペラハウス管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京アカデミア=シンフォニカ管弦楽団の客員コンサート・マスターとして活躍中。 

                                                                                                        (2013.) 

 

ゲスト コンサートマスター(第8回)  齊藤 享 SAITO Akira 

Saito Akira 

4歳よりヴァイオリンを始める。国際スズキ・メソード音楽学院卒業。

 

1992年フィラデルフィアに留学。グレン・ドーマン博士の人間能力開発研究所にてヴァイオリン指導も行う。これまでに安田広務、鈴木鎮一、ジュリアン・マイヤーの各氏に師事。

 

1996年スズキ・メソード長崎支部を開設、子ども達の指導にあたる。

2009年12月、フランスにて、長崎出身の作曲家・東敬士氏の作品を演奏し、好評を博す。(編成:歌・Vn・Vc・Pf。Vcはコンセルヴァトウァール卒、Pfはコンセルヴァトウァール学生。音で交流をする。) 

2010年8月9日長崎の平和祈念式典において、被爆者歌う会『ひまわり』の伴奏を務める。

 

現在、OMURA室内合奏団に所属。長崎県音楽連盟会員。長崎音楽ボランティア協会会員。その他、イベント会場や披露宴、チャペル等に於いて、クラシックに限らず多彩なジャンルでの演奏活動を各地で行っている。

(2011.1) 

 

ゲスト コンサートマスター(第7回) 前田 純美加 MAEDA Sumika

MaedaSumika 

北九州市生まれ、佐世保市出身。3歳よりヴァイオリンを始める

 

福岡女学院高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部演奏学科(ヴァイオリン専攻)を卒業。

ヴァイオリンを福田 寿・浦 麻木緒・一ノ瀬 博・岸辺百百雄・石井志都子、室内楽を倉田澄子の各氏に師事。公開レッスン等において、末永富貴子・徳永次男・豊嶋泰嗣・松原勝也各氏の指導も受ける。

 

高校在学中に、全日本学生音楽コンクール福岡大会ヴァイオリン部門高等学校の部第3位入賞。大学を卒業後は、東京その他各地のオーケストラで客員として演奏活動。その後、故郷の佐世保市に在住し、演奏活動の幅を広げている。

 

現在は、「OMURA室内合奏団」ヴァイオリン奏者、「ストリングス・アルモニコ」メンバーとして、また、クラシック以外でも、ヴァイオリン中心のバンド「P-BA」、ヴォーカリストの妹、前田比呂実とのユニット「BONO」、ジャズピアニスト月岡翔生子とのユニット「Jog@Queens」や、その他のジャズバンド等での演奏など、あらゆるジャンルに取り組み、コンサートやライブ、イベントなどにおいて精力的に演奏活動を行っている。また、自身のヴァイオリン教室等において、後進の指導にもあたっている。

 

SASEBO音楽家振興協会副理事長。長崎県音楽連盟会員。ヴァイオリン教室主宰。

(2010.9) 

 

作曲家 酒井健吉 SAKAI Kenkichi

Sakai Kenkichi 

長崎県諫早市在住。作曲を加藤豊、ピアノを奥村慶子の各氏に師事。作曲家の故・伊福部昭氏より自作が高い評価を得る。

 

2004年kitara音楽工房を設立、管絃楽から子供の為の楽曲まで様々な作編曲に従事。

2005年第11回宮日音楽コンクール作曲部門でグランプリ受賞。

2006年イタリアで開催された第12回2AGOSTO国際作曲コンクールで『フルートと管絃楽の為の諧謔風協奏曲』にて第2位入賞。

同作はマリオ・アンチロッティのフルートソロ、スティーヴン・オールトップ指揮のオーケストラシンフォニカ“アルトゥーロ・トスカニーニ”によって初演。その後はパルマ歌劇場管絃楽団などで再演を重ねている。イタリア国営放送RAI3ラジオ、テレビで自作が放送される。

2007年10月、イタリアのサルディーニャで開催される音楽祭“Festival SPZIOMUSICA"に作品が招待され「Ricercare」が初演される。

2008年6月にはボローニャで行われたオルガン音楽フェスティバル“ORGANI antichi”に於いてフェスティバル依頼作品『雅遊の舞』を初演し好評を博す。

2009年には2agosto国際作曲コンクールより依頼を受け『室内協奏曲』を作曲。同作は2010年、イタリアはナポリで行われた音楽祭“フェスティバル モーツァルト BOX 2010”にてリッカルド・ケニーの指揮で世界初演がなされた。

2010年3月にはヴァイオリンとピアノの為の『ソナチネ』を6月にはヴァイオリンと変則的管弦楽の為の『ヤイカテカラ協奏曲』を、どちらも田口薫のヴァイオリン独奏に依り初演。また、映画監督藤本直樹氏の新作短編映画『さよならニッポン』のサウンドトラックを担当。

 

現在「kitara音楽研究所」、音楽レーベル「RapsodiaOstinato」主宰。アメーバブログ内に設立した「アメーバ交響楽団」団長。

 

フィルハーモニックオーケストラ長崎には、デビューコンサートより携わり、「ハイカラ舞曲」「八月のエレジア」など同オーケストラための作・編曲等に意欲的に取り組んでる。

(27 Jul 2010)   

 

 『フルートと管絃楽の為の諧謔風協奏曲』が YouTubeで公開されています↓

 http://www.youtube.com/watch?v=uWib_4u9LJ4

(2010.7) 

 

 フィルハーモニックオーケストラ・長崎のこれまでの活動

 

2006

11.18

デビューコンサート

 

とぎつカナリーホール

レスピーギ/リュートのための古風な舞曲とアリア第3番

リヒャルト・シュトラウス/13管楽器のためのセレナード変ホ長調

ジルコビッチ/トリオ・パー・ウノ

ブラームス/交響曲第1番ハ短調作品68

 2007

5.26

第1回定期演奏会

ドヴォルザーク〜コープランド〜バーバー 新世界の系譜

 

とぎつカナリーホール

荻久保 和明/黒い典礼〜第2楽章〜

コープランド/市民のためのファンファーレ

バーバー/弦楽のためのアダージョ 作品11

チャイコフスキー/スラヴ行進曲 作品31

ドヴォルザーク/交響曲第9番ホ短調作品95“新世界より”

 2008

1.14

第2回定期演奏会

火の鳥 & 革命

長崎ブリックホール

ストラヴィンスキー/バレエ「火の鳥」組曲 1919年版

ショスタコーヴィチ/交響曲第5番ニ短調作品47

2008

5.17

3回定期演奏会

神童 vs 楽聖

とぎつカナリーホール

モーツァルト/歌劇《後宮からの逃走》序曲 K. 384

モーツァルト/交響曲第40番ト短調 K. 550

ベートーヴェン/交響曲第3番変ホ長調作品55《英雄》

2008

6.1

PONみちのおホール ミニコンサート“見に来ん”第1回

 

みちのおホール

バッハ/管弦楽組曲第3番BWV.1068から第2曲 (G線上のアリア) 

モーツァルト/ディベルティメント ニ長調 K.136

モーツァルト/ピアノと木管のための五重奏曲変ホ長調 K.452より第1楽章

ベートーヴェン/ピアノと管楽器のための五重奏曲変ホ長調 Op.162より第1楽章                     ほか

2008

11.24

08秋のちゃんぽんマチネー i n 県美術館

 

長崎県美術館2階ホール

J.S.バッハ(木部与巴仁)/『バッハの無伴奏ヴァイオリン曲とともに詠む・塔のある町』

バルトーク/2つのヴァイオリンのための44の二重奏曲より、《バグパイプ》《ピッツィカート》《コロメイカの踊り》

ボロディン/弦楽四重奏曲第2番ニ短調より 第1楽章

酒井健吉/木部与巴仁 『庭鳥、飛んだ』〜朗読と室内管絃楽の為の〜

タファネル/木管五重奏曲ト短調

ファーナビー(ハワース編)/金管五重奏のための「空想・おもちゃ・夢」

モーツァルト/セレナーデ第6番ニ長調K.239『セレナータ・ノットゥルナ』 

2009

2.8

第4回定期演奏会

チャイコフスキー3大交響曲連続演奏会・第1弾

とぎつカナリーホール

酒井健吉(コンドウコウイチ)/『祈る女』〜アルトとオーケストラの為の〜 第一章 八月のエレジア (アルト:かのうよしこ)

モーツァルト/ピアノ協奏曲第23番イ長K.488 (ピアノ:大野陽子)

チャイコフスキー/交響曲第4番ヘ短調作品36

2009

6.20

09初夏のちゃんぽんソアレー i n メルカつきまち

 

メルカつきまち5F ホール

酒井健吉ピアニカと絃楽四重奏の為のコンチェルト・カプリチオーソ(作曲者自身による弦楽合奏版)

スティーヴ・ライヒ手拍子の音楽

トリグヴェ・マドセンテューバとピアノの為のソナタOp.34

J・S・バッハ/ブランデンブルグ協奏曲第6番BWV 1051より第1楽章

W.A.モーツァルトセレナード第13番ト長調 K.525 『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』

W.A.モーツァルト/管楽セレナード第12番ハ短調K. 388 (384a) 『ナハトムジーク』

レオポルド・モーツァルトおもちゃのシンフォニー

2009

10.11

第5回定期演奏会

チャイコフスキー3大交響曲連続演奏会・第2弾

とぎつカナリーホール

チャイコフスキー/歌劇『エフゲニー・オネーギン』より ポロネーズ

チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35 (ヴァイオリン:木野雅之)

チャイコフスキー/交響曲第5番ホ短調作品64

2010

3.22

第6回定期演奏会

チャイコフスキー3大交響曲連続演奏会・第3弾

とぎつカナリーホール

グリンカ/歌劇『ルスランとリュドミラ』序曲

チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番変ロ短調作品23(ピアノ:林田賢)

チャイコフスキー/交響曲第6番ロ短調作品74《悲愴》

2010

6.27

10初夏のちゃんぽんマチネー i n 道ノ尾病院アトリウム

 

道ノ尾病院本館1階アトリム

早川正昭/バロック風『日本の四季』抜粋

ドイツ民謡/山の音楽家

R/ロジャース/どれみのうた

酒井健吉/ヴァイオリンとピアノの為の狂詩曲

J・S・バッハ/ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲ニ短調BWV 1060より第1楽章

ラフマニノフ/ハンガリー舞曲

ドヴォルザーク(クライスラー編)/ユモレスク

貴志康一/『龍』 Dance of Dragoon

ヘルムシュロット/バッラータ

シュティーグラー/聖フーベルト・ミサより

アルベニス/セヴィーリャ

ジョー・ガーランド/イン・ザ・ムード

ポール・デスモンド/テイク・ファイヴ

酒井健吉/『ヤイカテカラ協奏曲』〜ヴァイオリンと変則的管絃楽のための〜         ほか

2010

9.20

第7回定期演奏会

バッハ 〜 ベートーヴェン 〜 ブラームス

とぎつカナリーホール

ベートーヴェン/『レオノーレ』序曲第3番

J・S・バッハ/2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043(ヴァイオリニン:前田純美加・中原大幾)

ブラームス/交響曲第4番ホ短調作品98

2011

1.16

第8回定期演奏会

ウィーンふぅ ニューイヤーコンサート

とぎつカナリーホール

ヨハン・シュトラウス/喜歌劇『こうもり』序曲

モーツァルト/クラリネット協奏曲イ長調 K622

(クラリネット:山田芳美)

ベートーヴェン/『レオノーレ』序曲第3 1/2番?

ヨハン・シュトラウス/ワルツ『南国のばら』

ハイドン/びっくりシンフォニー

ヨハン・シュトラウス/『トリッチ・トラッチ』ポルカ

ヨハン・シュトラウス/『アンネン・ポルカ』

レハール/ワルツ『金と銀』

ヨハン・シュトラウス/『チック・タック』ポルカ

 2011

7.24

 第9回定期演奏会

神童 vs 楽聖 2

とぎつカナリーホール

モーツァルト/歌劇『ドン・ジョヴァンニ』K.527 序曲

モーツァルト/交響曲第41番ハ長調K.551(ジュピター)

ベートーヴェン/交響曲第7番イ長調作品92

2011

11.23

'11秋のちゃんぽんマチネー in 道ノ尾病院アトリウム

 

道ノ尾病院アトリウム

酒井健吉/朗読と室内管絃樂の為の「新月のピエロ」(詩:Kana)

ベートーヴェン/ロマンス第2番ヘ長調

酒井健吉/ジャズ組曲より

モーツァルト/オーボエ四重奏曲ヘ長調より第1楽章         酒井健吉/オーボエ・ファゴット・打楽器の為の三重奏曲

ベートーヴェン/2本のオーボエとコーラングレーの為の三重奏曲

プーランク/クラリネットとファゴットのためのソナタ

クラーク/トランペット・ヴォランタリー

ビゼー/歌劇「カルメン」より「闘牛士の歌」

プーランク/ホルン、トランペット、トロンボーンのためのソナタ

 ほか

2012

3.18

 第10回記念定期演奏会

ブラームス! ブラームス!! ブラームス!!!

とぎつカナリーホール

ブラームス/『大学祝典序曲』作品80

ブラームス/ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77

ブラームス/交響曲第1番ハ短調作品68

2012

9.9

 第11回定期演奏会

3つの愛を奏でる

とぎつカナリーホール

チャイコフスキー/弦楽セレナード ハ長調作品48

酒井健吉/『ヤイカテカラ協奏曲』〜ヴァイオリンと管絃樂の爲の(2010/12改訂版)

ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調作品67

2013

4.29

 第12回定期演奏会

ウィーン1791〜1877

長崎市民会館文化ホール

モーツァルト/歌劇『魔笛』K.620 序曲

ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第5番変ホ長調作品73(皇帝) (ピアノと指揮:林田賢)

ブラームス/交響曲第2番ニ長調作品73

2013

11.10

'13秋のちゃんぽんマチネー in 道ノ尾病院アトリウム

 

道ノ尾病院アトリウム

酒井健吉/狂想的司伴樂第一番〜ボーカロイドと室内管絃樂の爲の

サラサーテ/アンダルシアのロマンス

グラナドス/スペイン舞曲

モーツァルト/オフルート四重奏曲第1番ニ長調 K.285

ドヴォルザーク/弦楽四重奏曲第12番ヘ長調「アメリカ」より第1楽章

ヘンデル/オペラ「セルセ」より「オンブラ・マイ・フ」

プッチーニ/歌劇「ラ・ボエーム」より ムゼッタのワルツ「私が街を歩くと」

 ほか

2014

1.5

第13回定期演奏会

ウィーンふぅ ニューイヤー・コンサート 2

長崎市民会館文化ホール

ベートーヴェン/歌劇『フィデリオ』序曲

モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲イ長調K.219

(ヴァイオリン:芹田 碧)

ヨハン・シュトラウス/『チックタック・ポルカ』

ヨハン・シュトラウス/喜歌劇『こうもり』より   

  アデーレのアリア『侯爵様、あなたの様なお方は…』☆

 ☆(ソプラノ:村岡恵理子)

オッフェンバック/喜歌劇『天国と地獄』序曲

モーツァルト/モテット『踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ』より

  『アレルヤ』☆

ヨハン・シュトラウス/『アンネン・ポルカ』

ヨハン・シュトラウス/ワルツ『春の声』☆

ヨーゼフ&ヨハン・シュトラウス/『ピチカート・ポルカ』

ヨハン・シュトラウス/『皇帝円舞曲』

ヨハン・シュトラウス/ポルカ『雷鳴と電光』

2014

9.28

 第14回定期演奏会

中・東欧の秋

長崎市民会館文化ホール

バルトーク/『ルーマニア民族舞曲』

フンメル/トランペット協奏曲ホ長調(原調)(トランペット:白水大介)

ドヴォルザーク/交響曲第8番ト長調作品88

2015

6.14

 第15回定期演奏会

ヴァイオリン・夢紀行

とぎつカナリーホール

ヴィヴァルディ/合奏協奏曲集『調和の霊感』作品3より第10番ロ短調Rv.580 (ヴァイオリン:中原大幾・木野雅之・前田純美加・柴田恵奈)

サン=サーンス/『序奏とロンド・カプリチオーソ』作品28 ☆(ヴァイオリン:木野雅之)

ビゼー/『アルルの女』第1組曲より『アダージェット』

サラサーテ/『カルメン幻想曲』作品25 ☆

リムスキー=コルサコフ/交響組曲『シェヘラザード』作品35

2016

3.21

 第16回定期演奏会

神童 vs 楽聖 3

とぎつカナリーホール

モーツァルト/ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調(ヴァイオリン:松本さくら、ヴィオラ:長嶋拓生)

ベートーヴェン/交響曲第6番ヘ長調作品68『田園』

2016

12.11

10周年演奏会

熊本地震復興支援コンサート

題名のある音楽会〜映画の中のクラシック

とぎつカナリーホール

リヒァルト・シュトラウス/交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」から*

ヴィヴァルディ/ヴァイオリン協奏曲集「四季」第4番「冬」より 第1楽章(ヴァイオリン:中原大幾)

モーツァルト/クラリネット協奏曲イ長調より 第2楽章(クラリネット:樋口芳美)

ベートーヴェン/交響曲第7番イ長調第1楽章から*  

マーラー/交響曲第5番より 第4楽章アダージェット

ワーグナー/楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲

ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番ハ短調第2楽章から* (ピアノ:林田 賢)

ラフマニノフ/ピアノパガニーニの主題による狂詩曲より第18変奏(ピアノ:林田 賢)

チャイコフスキー/バレエ「眠りの森の美女」より 序奏・パダクシオン

ヴェルディ/歌劇「椿姫」より 第1幕への前奏曲

ヴェルディ/歌劇「椿姫」より アリア「ああ、そは彼の人か〜花から花へ」* (ソプラノ:村岡恵理子)

マスカーニ/歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より 間奏曲

プッチーニ/歌劇「ジャンニ・スキッキ」より 「私のお父さん」 (ソプラノ:村岡恵理子)

ラヴェル/ボレロから*

  *印の曲は一部カット演奏

2017

9.10

 第17回定期演奏会

情熱・響・スペイン

とぎつカナリーホール

ビゼー/『カルメン』組曲より『闘牛士の歌』
ラロ/スペイン交響曲ニ短調 (ヴァイオリン:柴田恵奈)

ロドリーゴ/『アランフェス協奏曲』(ギター:山口 修)

リムスキー=コルサコフ/『スペイン奇想曲』

 

 

 

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  ポン太

フィルハーモニックオーケストラ・長崎 (PON)

お問合せ   E-mail  info_philnag@yahoo.co.jp

仮事務所   〒851-0494長崎市布巻町165-1 三和中央病院気付 (高田)

         Fax 095-898-7588 

    HP  http://PONagasaki.com

 

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